質問
レコメンドメールで特定のカテゴリに絞った商品を表示したい。
回答
「連携パラメータ」の入力欄に、該当するフィルタ項目を指定することで、カテゴリを絞ったレコメンドの表示が行えます。「連携パラメータ」は、シナリオのステップ定義、都度メール配信定義の画面で設定できます。
フィルタが使用できるレコメンドアルゴリズムは、パーソナル、閲覧ランキング、購入ランキングです。
設定方法
手順1:
アイテムマスタにフィルタ情報を追加します。
【フィルタ情報の例】
・商品カテゴリ
・ブランド
・セール対象の有無 etc.
ここでは、化粧品通販における商品カテゴリを例としてご説明します。
商品カテゴリでフィルタする場合、フィルタ01の列(カラム)に商品カテゴリを入力します。化粧品の場合、「lotion(化粧水)」「serum(美容液)」といったカテゴリ名を登録します。

手順2:
レコメンドメールの配信には、シナリオによるステップメールと都度配信メールの2パターンがあります。どちらの場合も、定義画面の「連携パラメータ」の項目でフィルタを設定します。
(1)ステップメールの場合
機能選択メニュー「オートメーション」→「シナリオ管理」→「シナリオ定義」 →「ステップ定義」 →「ステップを編集」 を表示します。「ステップ定義」でステップが表示されていない場合は、「ステップを追加」をクリックして、ステップの表示を行ってください。

(2)都度配信メールの場合
機能選択メニュー「オートメーション」→「都度メール配信管理」→「都度メール配信定義」 を表示します。

手順3:
定義画面の「連携パラメータ」項目にて、フィルタを指定します。
例えば、レコメンドを商品カテゴリの「serum(美容液)」の商品に絞りたい場合には、以下のように記述します。ここでは、商品カテゴリを登録したフィルタ01を指定しています。
v01=serum(美容液)

左辺にはフィルター番号を入力します。vXXはフィルタ番号の意味で、フィルタXXを表しています。
また右辺にはフィルタをかけたい値を入力します。
シナリオ配信のステップ編集の画面

都度配信定義の画面

フィルタを設定することで、「serum(美容液)」に絞ったレコメンド情報のみがレコメンドメールに反映されます。

以上で設定は終了です。