課題
初回訪問者に効果的なコンテンツ訴求を行い回遊率を高めたい。
解決策
初回訪問者に効果的なコンテンツ訴求を行う場合は、流入情報から興味・関心を判断する必要があります。しかし現在、流入キーワード(※注)が取得できないため、広告や流入元ホスト、IPアドレスといったキーワード以外の情報が利用されています。
例えば不動産企業の場合、訪問者が探していそうな物件エリアをIPアドレスで判断し、希望エリアの物件情報をご案内することで、訪問者の回遊を促すことができます。訪問者がサイトを回遊し、閲覧履歴が取得できれば閲覧履歴でのターゲティングを行うことで、より精度の高い情報提供が可能です。
不動産以外にも人材であれば希望勤務地、旅行であれば出発地、といったようにエリアの関連性が高い商材の場合は、IPアドレスの活用が有効です。
※注:Google、ヤフーのSSL化に伴い、現在流入キーワード(自然検索キーワード)は取得できません
(例)サイト訪問者の居住地に近い物件情報を訴求する
初回訪問者に対してバナーのA/Bテストを実施することで、初回訪問者の反応率が高いクリエティブを発見することができます。例えば初回訪問者に対して「価格訴求」と「ブランド訴求」のバナーのA/Bテストを行うことでどちらの訴求ポイントがよりCVに繋がりやすいかを判断することができます。
スポーツアパレル通販企業様の事例では、初回訪問者に対して2パターンのブランドバナーのテストを行ったところ、ブランドロゴが入っており人が実際に対象ブランドの服を着ているクリエイティブが他に比べて一番クリック率が高いという結果になりました。このようにA/Bテストを実施することで、訪問者の関心の高い訴求ポイントを見つけ出すことができます。
(例)初回訪問者に対するA/Bテストで反応率の高いクリエイティブを可視化する