課題
リピート訪問者の回遊率向上やCV(コンバージョン獲得)を狙いたい。
解決策
リピート訪問者は既に何度かサイトに訪問しているため、Webサイトの閲覧履歴から個々の興味・関心に合わせた情報を案内することが有効です。
訪問者がよく見ているページから興味の高いブランド種別や商材カテゴリを識別したり、訪問回数から個々の検討フェーズに合わせた情報をトップページやカテゴリトップで訴求することでページの回遊率が上がり、CVへ誘導することができます。
当社のお客様で効果のあった事例をご紹介します。
事例①:商材別ターゲティングでサイトの回遊率が向上
教育研修、人材サービスを行うA社様では、資格取得を目指す個人向け商材、研修を検討する法人向け商材とターゲットが異なる商材を扱っていました。
異なるターゲットがサイト訪問していましたが、パーソナライズ化されていなかったため、資料請求や問い合わせの獲得効率の向上が課題となっていました。
そこで、ページの閲覧履歴から「個人向け商材に興味のあるユーザ」と「法人向け商材に興味のあるユーザ」を識別してコンテンツ出し分けて訴求したところ、サイト内の回遊率が向上し、導入後3か月間でCV率が4.1%向上しました。

事例②:ユーザの検討フェーズに合わせたターゲティングでCVRが向上
教育通信を展開するB社様のWebサイトでは、売り手視点のキャンペーン訴求や特集情報等を優先的に打ち出していました。そのため、サイトに訪問するユーザが自分に興味がある内容を見つける前に離脱してしまうケースが多く、機械損失を招いていました。
そこで、閲覧履歴から通信教育コースは見たが資料請求をしていない「潜在顧客」、資料請求はしたが入会申し込みをしていない「見込み顧客」を識別し、検討フェーズに応じた内容を訴求したところ、資料請求のCVRが最大9.5倍、入会申し込みのCVRが最大9.4倍アップしました。

事例③:ユーザの検討フェーズに合わせたターゲティングでCVRが向上
医療向けの通信販売を展開するC社では、商品を販売できるターゲットが絞られているため、顧客のリピート化・ロイヤル化が売上アップの鍵となっていました。
しかし、非会員・会員に対して的確なリピート施策が行えておらず、特に非会員の売上アップが課題でした。そこで、閲覧履歴や会員登録情報から非会員と会員を識別し、非会員には心理的ハードルが低いお得なキャンペーン情報を訴求することで、非会員のCVRが20%以上アップしました。
